2017年「卒業アルバム」はじまった。 〜vol.63



初夏だ。
炎天下とまではいかなくても、まだまだ暑さに体が慣れていないこの時期のこの暑さは老体には堪える。
やっぱり短パンだな。。。
子供たちはトラックを走り、ぼくたちはその周りをカメラ片手に駆けずり回る。
まだ顔も名前も知らない新6年生。
昨年もそうだった。少し懐かしい。

陸上競技記録会。 地域それぞれの小学校の選抜チームで臨む。
本戦に向けての予選みたいなものだ。
この記録会が6年生との出会いであり、3月にみんなの手に渡る「卒業アルバム」のはじまりでもある。
5月。卒業なんてまだ何の実感もないんだろうな。。。そりゃそうだ。
でもそんな今日も大切な思い出に綴られる。
これからいろんな思い出つくって、それ持って卒業を迎える。

二年目の新しい一年がはじまった。
みんな走って、飛んで、投げてがんばった。
ぼくらもそこそこ走って、日に焼けた。
最後に今日の舞台であるトラックをバックに記念撮影。
全員じゃないけど6年生とご対面。みんな良い笑顔じゃないか。
手の甲や腕にはメッセージ。
今日の記録会に賭けるそれぞれの思いや決意が書かれている。
それも思い出、、、パシャ。

来月はプール大掃除の撮影。いよいよ夏がはじまる。
短パンどころか、水着だな。。。


なみわい
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卒業アルバムと卒業式 〜一宮小学校〜 vol.62



「最後のシャッターは西田さんが切ってくださいね。」
前日、そんなメッセージが荒川くんから届いた。

この一年、二人して子どもたちを追っかけた。
写真には写っていないエピソードがたくさんある。
そして完成した卒業アルバムには、綴られていないぼくたちのエピソードもたくさんある。
数日前、卒業アルバムが完成した。
子どもたちみんなの手に渡り、今頃メッセージや寄せ書きが添えられているんだろう。
なんてったってそれが楽しく、一番の思い出になるから。
そして卒業アルバムの最期に、みんな並んだ卒業式の写真を綴る。
卒業アルバムだもの。やっぱり最期のページには卒業式の写真があって当然。
それがみんなの思いだった。
そしてそれがぼくたちにとっても集大成である最後のシャッターとなる。
だからこの卒業式はぼくたちにとっても特別な日。
二人して泣く準備もできていた。

早朝、荒川くんからの電話で目が覚めた。
なんと、もう少しで第二子誕生の知らせだった。
ひょっとして卒業式の日に誕生!なんて冗談を言っていたが
ドラマのような話が本当になりそうだ。
卒業式に参列できないと少し嘆いていたけど、こんなおめでたい話はない。
旅立ちと誕生。
これはまさに運命なんだよと。

ぼくはひとり会場の片隅にいた。
涙そそる寂し気な曲が流れる中、入場してくるひとりひとりの顔を見つめる。
すっかり涙で目をはらしての子もいる。
何だか大人っぽくなった子もいれば、すっきり丸刈りの子もいる。
それぞれが中学生への階段を昇りはじめた証なんだろう。

94名。ひとりひとりが卒業証書を胸に抱えた。
何度も熱いものがこみ上げてきた。けど我慢した。
最期の大仕事に影響してしまったら元も子もない。
お別れの歌。それまで笑顔だった子も涙で誰だかわからないほどだった。
さすがにぼくの我慢も限界かと思ったが、もうひと踏ん張りこらえた。

拍手の中、卒業生退場。
拍手するボクの手は薄っすら汗ばんでいた。
いよいよ最後の撮影を迎え、緊張めいたものと格闘しているところにメールが届いた。
「産まれました!」
なんと!こんなタイミングで新たな命の誕生とは!
さっきまで涙をこらえていたボクは、拍手しながらにっこり微笑んでしまった。

それぞれが教室で最後の別れをし、もう一度ここに集まる。
小学校生活最後の記念撮影。みんなとの最後の写真だ。
壇上に並ぶひとりひとりの顔を見ていると、愛おしくてたまらない。
ぼくたちもいっぱい思い出がある。
泣きはらした顔も、すっかり笑顔に戻っていた。

さぁ、最後の撮影。
いきなりみんなのピースがはじまる。
厳粛な顔をしているのは先生方だけ。
「これが最後の写真なんだからな。はじめは真面目にな~。」と、ぼく。
とは言いながら、シャッターをきる手が震えている。
今まで我慢していたものが、、、もうだめだ。
これが最後の撮影。最後のシャッターと思うと、一気にこみ上げてきた。
どうしようもないくらいこみ上げてきた。
ぐっとこらえて、数カット撮った。そして、、、
「本当に次が最後!最後はピースでもなんでも~笑顔でな!」
本当に本当に最後のカット。
みんな笑顔でピース。先生も花束抱えてピース。
最後の写真はいつものみんなの笑顔であふれた。
こみ上げてきたきたものも、いつしか安堵にかわって、ぼくも最後はみんなと一緒に笑った。

校門を出る際、みんなからの ”ありがとう” で見送られた 。
そして最後に「一年間、どうもありがとね!!」と大きな声が届いた。
その声を聞いたら、もうどうしようもなく涙がこみ上げてきた。
ぼくはもう振り返れなかった。



なみわいにとって、第一号の宝物です。
ご協力頂いた一宮小学校。先生方々。そしてアルバム委員のみなさま。
一年間ありがとうございました。
本当に本当に素敵な一年間でした。
そしてこうして子どもたちと卒業式を迎えられたことに感謝いたします。
ぼくたちは、この町で子どもたちの成長を見守ります。
そして子どもたちが大人になった時、いつかいつか一緒にこの一宮小学校の卒業アルバムに携われたらなぁ〜
なんてことを妄想しております。

みんな。元気でな!

なみわい

JR「大人の休日倶楽部」 釣ヶ崎海岸 掲載 〜vol.61




なみわい企業組合

三そば

サーフィンと生きる町。ICHINOMIYA 〜vol.60




ICHINOMIYA SURFTOWN

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01-04 13:52

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